503【理系体験談】製造業社会人1年目で転職やキャリアアップを見据えてやるべきこと3選(成長の秘訣)

社会人1年目 雑記

社会人になって1年目というのは、モチベーションが最も高いのに一方で空回りもしてしまう時期です。そんなモチベーションが高い時期だからこそ、特に製造業(メーカ)で働く理系出身者の方が学んで頂きたいことを3選で紹介します。私が実際に経験し、1年目のうちにやっていて良かったと強く感じたことになります。新しい環境で多くの知らない専門用語が出てきますので、スタートダッシュをかけて学ぶと急成長を遂げられます。何を優先すべきか迷うこともあるでしょうが、参考にして頂けるとありがたいです。

1万時間の法則に早く到達する

「1万時間の法則」という言葉を聞いたことはありますでしょうか。ある分野で一流になるのは1万時間の練習や学習が必要だというものです。業務に費やす時間が1日8時間、1年240日とすると、年間で1920時間になります。1万時間に達するには約5年も必要になります。5年もあれば、普通にやっていれば一人前になれると思いますが、少しでも早く一人前になるために、残業したりしてでも業務に取り組んで早く1万時間に到達するように努めてください。

私の体験談としても、最初はわからないことでも、繰り返しその業務をしていると、慣れてきて習得できるものです。「習うより慣れよ」ということに尽きてしまいますが、その感覚を掴むことが大事だと思います。

製品の取扱説明書を読む

最も大事なことになるのですが、配属された部署で製造なり設計なりをしている製品の取扱説明書を熟読してください。取扱説明書は持ち帰っても良いはずなので、先輩に確認した上で持って帰って、通勤中や休日などの隙間時間を活用して、何回も読み直すことをおすすめします。取扱説明書を読むことで、1万時間の法則の短縮にもつながります。

ではなぜ取扱説明書を読むことが大事かと言いますと、お客様が実際に製品をどのように扱っているのか、お客様目線で理解できるようになるからです。最初はわからない単語がたくさん出てくると思いますが、先輩方に聞いて一通り理解できるようになると、本当に幅広い知識が身に付きます。実際の業務(実務)をしていると、一部分の事は理解して慣れて作業していけるようになるのですが、製品の全体像を理解するという機会はなかなか現れません。全体像を理解して、業務に当たる方が格段にアウトプットの質が変わります。それによって、自分自身の能力アップだけでなく、社内での評価も上がる(キャリアアップする)こと間違いなしです。(実際、取扱説明書を読まなくても業務は進めていけるのですが、それではどこかで限界が来てしまいます。きちんと全体像を理解するというのがより成長するためには必要になります。)

私の体験談としては、取扱説明書に加えて、仕様書や計画資料や要領書などの社内資料、書店でも売られている一般的な解説書や教科書のような専門書なども読みました。社会人一年目の最も情熱あふれる時期だからこそ、ここまでできたのかと思います。

簿記の知識を得る

最後は簿記の知識を得ることです。理系でもお金や会計に関する知識は必要になります。会社は利益を追求していますので、お金に関する取扱いは最も大切で慎重に扱うべき重要業務になります。固定資産や減価償却の考え方など、会計の仕組みを理解するために、一度勉強されることをおすすめします。また、簿記や会計の知識は、転職しても使える一般的な知識なので、社会人生活で一生役に立つこと間違いなしです。(理系だからといってお金の知識を蔑ろにしてしまうと、上層部との話し合いで当たり前のように会計用語を使われて理解できなかったり、プライベートでもお金に苦労したりすることに成り兼ねないです。)

私の場合は、会社の研修があり、概要を教えて頂くことはできました。概要は理解できたのですが、体系的に学ぶ機会はなかなか無かったので、簿記3級の本や会計の本を読んだりすることで、経理部門の人達の会話に付いていけるレベルの知識を習得しました。さらに興味があれば、簿記3級などを受験してみても良いと思います。

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まとめ

社会人1年目は、学びの連続です。新しい出会いもあり、期待と不安が入り混じった時期でもあり、時間の使い方に困惑してしまうこともあると思います。今回紹介したポイントを意識して、早い段階から成長することで、充実した社会人生活を送れることを願っています!

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