【トラブルシューティング】車のエンジンがかからない!?確認方法と対処法をわかりやすく解説

エンジン

突然、車のエンジンがかからなくなって、困ったことはないでしょうか?そんな時は、この記事の手順で確認していけば、解決できるようにしました。それでは早速、確認手順とそれに応じた対処法を解説します。

確認方法①:シフトポジションはPもしくはNになっていますか?

シフト(セレクトレバー)がPもしくはNの時しか、エンジンはかからないようになっています。DやRなど違うところにシフトが入っていれば、ブレーキを踏んでシフトを「P」に入れてから、もう一度エンジン始動を試して下さい。元から「P」に入れているという方は次に進んで下さい。

確認方法②:ブレーキペダルを踏んでいますか?

エンジンを始動される時にブレーキを強くしっかりと踏んでいますでしょうか?ブレーキペダルの踏み込みが浅いと、エンジンがかからないこともあります。ブレーキもしっかり踏んで、シフトもPに入っているという方は次に進んで下さい。

確認方法③:スマートキーの電池が切れかけていませんか?

スマートキー(アドバンストキー)を使っている場合は、電池切れの可能性があります。エンジンスイッチが右に回りますでしょうか?回らなければ、電池切れの可能性が高いです。その場合、メカニカルキー(補助キー)でのエンジン始動を試みて下さい。メカニカルキーは内蔵されているはずです。わからなければ、ディーラーさんに確認してみましょう。取扱説明書では、電池は約1年で切れると書いています。普通に使っていればもっと持つと思いますが、このトラブルが一番多いのではないでしょうか。スマートキーの電池も問題なければ、次に進んで下さい。

確認方法④:ハンドルロックがかかっていませんか?

ふいにハンドルロック(ハンドルが固く固定されて左右に回しにくくなること)がかかってしまうことがあります。ハンドルを持った感覚はいつも通りでしょうか?少し怪しければ、ハンドルを左右どちらかに軽く回しながらエンジンを始動してみて下さい。もしくは、ハンドルを左右にガチャガチャ回しながら、始動してみて下さい。これも問題無さそうなら、次に進んで下さい。

確認方法⑤:燃料は入っていますか?

可能性は低いと思いますが、ガソリンが無くなりかけていたという事はありますでしょうか?もしくは、燃料残量警告灯が光っていませんか?エンジンをかけようして、セルモーター(スターターモーター)が回っているけど、燃料運転に入らないという時は怪しいかもしれません。ガソリンスタンドへ行って、携行缶で補給してもらうのが良いと思います。これも問題なければ、次に進んで下さい。

確認方法⑥:バッテリーあがりではないですか?

特に冬場に多く発生することですが、バッテリーあがりではないでしょうか?エンジンをかけた時に、スターターが回っていますでしょうか?もしくは、回っても回転が弱く、なかなかエンジンがかからないということはないでしょうか?ホーン(クラクション)の音が小さいとか鳴らないとかありますか?ヘッドライトなどは点灯しますか?これらが正しく動作していなければ、バッテリーあがりの可能性が高いです。バッテリーの寿命はよく2~3年と言われます。バッテリーあがりの対処法は、JAFや保険会社に電話するか、救護車がいればジャンプスタートでエンジン始動をさせてもらうかになります。ジャンプスタートは取扱説明書を読めばできると思いますが、詳しい人に助けてもらっても良いと思います。

最後の対処法

ここまでのところで、すべて問題無ければ車(エンジン)自体の異常の可能性が出てきます。残念ながら、JAFなどのロードサービスにお願いするしかないです。考えられる原因は以下がありますが、特定することは難しいと思われます。

  • セルモーターの故障
  • オルタネーターの故障
  • 電気系統の故障
  • 点火装置の故障など

まとめ

エンジンがかからない時の確認手順と対処法を簡単に対応できるものから順に紹介しました。いざという時には、この記事を見ながら順番に確認して頂くことで、みなさまのトラブルの解決につながれば幸いです。

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