就職活動の面接時に「学生時代に力を入れたことは何ですか?」と聞かれる定番の質問(いわゆるガクチカ)ですが、前回は海外旅行を紹介しました。今回は、その他にやっておいてよかったことを私の体験談付きで第二位と第三位を紹介します。どちらも自己成長を促し、ガクチカとしても使いやすいものです。理系学生だからこそ学問や研究だけではない、自分自身を成長させ将来にも役立つ貴重な経験も積んで頂きたいと思います。
第二位:読書
読書は、色々な知識を得られるだけでなく、活字に慣れて読解力や理解力も身に付くという効果があります。しかしながら、忙しくて読む時間がない、読書の習慣がない、などの意見もあるかと思いますが、ここは意識を変えるだけでクリアできます。例えば、通学の電車の中だけでも読んでみる習慣を作るとかですね。読書し出すと意外と面白くて、駅のホームでも読んでしまうくらい没頭すると思います。
好きな作家を見つけること
読書をするからには、好きな作家を見つけてください。そして、その人の代表作をいくつか読んでください。それだけで、面接対策はもう十分です。面接で好きな作家の話やその人の作品の話をするだけですね。
例えば、司馬遼太郎とか、東野圭吾とか、村上春樹とか、誰でも問題ないです。実際に、私も面接で「好きな本は何ですか?」と聞かれたことがあります。また就職後にも、会社の経営層の方と話をする機会があり、村上春樹の本の話で盛り上がったことがあります。色々な場面で話題として役に立つこと間違いなしです。
自己啓発本の名著を読むこと
自己啓発本やビジネス書の名著と呼ばれるものも折角なので読んでみてください。自分の価値観や考え方の核になる部分をしっかりと形成してくれることになるでしょう。
「7つの習慣」「嫌われる勇気」は個人的にもおすすめです。そして、理系なら「ザ・ゴール」も読んでみてほしいです。研究室の先輩とは「ザ・ゴール」を読んだことで意気投合しました。
第三位:好きな事に打ち込む
大学生活の中では、研究や授業以外に、自分の興味がある事(趣味や特技など)を追求する時間を作ってほしいです。好きな事を見つけて没頭する時間を持つことで、面接時に情熱的に語れるようになると思います。
私の場合は、音楽に打ち込みました。バンド活動をしていて、面接でその話をしたこともあります。面接官の方も楽しそうに食いついてきたのを覚えています。
まとめ
大学生活では、専門的な学びだけでなく、将来のキャリアに活かせる経験を積んでおくことが大切になります。特に理系学生は授業が多いので様々な経験を積むことが難しいのですが、読書や趣味などで幅広い知識を吸収して視野を広げてほしいです。そうすることが「ガクチカ」としても使いやすく、自己PRにも活かせますし、将来という長期視点でも人生の糧になります。自分には何も無いと思う方がいるかもしれませんが、そんなことは絶対に無いです。人よりも少し得意な事、人よりも少し好きな事で十分です。どうしても思い付かなかったら、前回の記事の通り、海外旅行に行ってみてください!なんとなーく自分が好きな事・得意な事・やりたい事が見えてくるはずです。
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