【大阪・関西万博】2025年万博の目玉展示・パビリオン・イベントは何?

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2025年の大阪・関西万博について、よく「今回の万博の目玉は何?」と聞かれるので、話題に挙がっている目玉展示やパビリオンや特別イベントをピックアップして、大阪・関西万博の見どころや最新技術を紹介します。

大阪・関西万博の主な目玉展示

過去の万博では、いわゆる目玉展示がありまして、1970年の大阪万博では「月の石」、2005年の愛知万博では「冷凍マンモス」が目玉展示だったと言われています。愛知万博は個人的には、トヨタ館の一人乗りのコンセプトカーの方が印象が強かったのですが、メインの目玉展示としては冷凍マンモスで良いのかなと思います。

では今回の大阪・関西万博の目玉展示は何かと言いますと、「火星の石」がそれらに並ぶものとして挙げられると思います。その他にも話題になっている目玉展示がたくさんありますので、くわしく紹介していきます。

火星の石

「火星の石」は日本の南極の観測隊が2000年に発見した火星由来の隕石です。約1000万年前に火星を離れ、地球に到達したのが約数万年前と言われています。火星に関する隕石としては世界最大級で、一般公開されるのは初めてだそうです。月の石に並ぶ大変貴重なものですので、目玉展示となることでしょう。決して火星から持ち帰ってきた石ではないので、誤解の無いようにお気を付けください。

大屋根リング

大阪・関西万博のために建設されている大屋根リングは、1周約2km、高さ12m(外側は20m)の世界最大級の木造建築物で、リングをデザインされたのは建築家の藤本壮介さんです。昔の大阪万博では「太陽の塔」が有名ですが、それに匹敵するものになると思っています。大阪湾って実は夕日がめちゃくちゃ綺麗なんです。この大屋根リングの上で見る夕日が今から待ち遠しいです!

iPS心臓

パソナグループのパビリオンで、iPS細胞由来の心筋細胞を立体的に培養した「iPS心臓」が展示されます。直径3cmほどの大きさですが、実際の心臓のように拍動する様子を見られるそうです。動画を見たいという方は以下のリンク先の参考動画をご参照ください。また、ナビゲーターは、鉄腕アトムとブラック・ジャックが務めます。

「iPS心臓」公開、ドクドクと自ら拍動 大阪・関西万博で展示 – ライフ – 毎日動画

アンドロイド

ロボット工学の第一人者である石黒浩(大阪大学教授)がプロデュースするシグネチャーパビリオンで、アンドロイド(人間型ロボット)」が展示されます。人間と機械の見分けがつかなくなる世界を体験できるそうです。どれくらい自然なアンドロイドになるのか楽しみですね。

ふしぎな石ころ

慶應義塾大学医学部教授の宮田裕章氏がプロデュースするシグネチャーパビリオンで、村田製作所が作った「ふしぎな石ころechorb(エコーブ)」というものを使った体験ができます。ふしぎな石ころは、手のひらサイズの端末で、振動して脳内に錯覚を起こし、ある方向に導かれる感覚が伝わるそうです。3Dハプティクスという脳をだます触力覚技術で今までにない体験ができることでしょう。

シグネチャーパビリオン 宮田裕章「Better Co-Being」の展示内容と見どころ

Adoさんのライブ

人気歌手のAdoさんが開幕日に会場内のアリーナ「Matsuri」でオープニングライブを開催します。話題性抜群で、音楽・エンタメ系のメディアで多く取り上げられ、発表直後にはネット記事や記事ポストが急上昇したというデータもあるそうです。

実物大のガンダム

GUNDAM NEXT FUTURE PAVILIONで、人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するガンダムの実物大像が展示されます。高さ約17mで、片膝を立てて腕を大きく上げるポーズの「ガンダム」を見ることができます。

GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION

空飛ぶクルマ

「空飛ぶクルマ」は、少人数が乗って空中を移動できる乗り物で、ドローンのような形をしています。残念ながら、機体の安全性の証明を得るための国内外の手続きが間に合わなかったので、商用運航は見送られ、デモ飛行のみが行われる予定となりました。

まとめ

2025年の大阪・関西万博にも、未来の技術が詰まった目玉展示・パビリオン・イベントがたくさんあります。今後もだんだんと情報がオープンになってくると思いますので、この調子で万博開幕に向けて盛り上がってくることを期待しています!

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